
全国200以上の工場を趣味で訪問する「町工場オタク」。子どもの頃から何台ものパソコンを自作し、工場で使われるハードも自分でつくってしまう生粋の技術者です。高校時代には自ら無人検品システムを開発し、80以上の工場へ提供してきました。技術と現場の両方を知る学生として、町工場の技術継承に挑んでいます。
技術は、そこからしか受け継げない。
町工場オタク
提供した工場
代表
アワード受賞
自分の手でつくってきたものWHAT HE BUILT
高校時代に開発したのは、オフライン・低コスト・汎用タブレット1台だけで動く無人検品システム「Ai-Capt」。株式会社Brownieの代表として、これを全国80以上の小さな工場へ届けてきました。
なぜ、国際経営学部へ?A CURIOSITY THAT CROSSES BORDERS
油谷が立命館の国際経営学部を選んだのには、技術者らしい理由があります。「オフラインで、低コストで、汎用タブレットだけで検品ができる——このハードは、発展途上国でも使えるのではないか」。自分がつくったハードの可能性をそこに感じたことが、進学を決めた理由でした。技術への純粋な好奇心が、彼をものづくりの現場へ、そして世界へと向かわせています。
危機感から、この研究会へWHY HE STARTED THIS CIRCLE
検品システムを全国の工場に届けるなかで、油谷はある危機感を強めていきました。検品のような下流の工程を変えるだけでは、町工場の技術そのものの継承にはまったく役立てない——。その危機感と使命感が、全国の大学生とともにこの研究会を立ち上げることにつながりました。
関心は、町工場から「地域の総合力」へTOWARD REGIONAL STRENGTH
油谷の関心は、町工場のものづくりだけにとどまりません。農業や漁業といった一次産業から、加工や製造を担う二次産業まで——地域を支えるあらゆるものづくりが結びついた「地域の総合力」にこそ、日本の未来を切り拓く可能性があると考えています。町工場はその入り口。ここから、地域全体の継承へと視野を広げていきます。